はじめての心療内科。
まず、ともかく休んだ。
11月8日 金曜日
上司の計らいで休職をし始めて2週間後。
はじめて、心療内科の門をくぐりました。
「あんな所、行きたくない」という思いと、
「早く正しく診断してほしい」という思いが入りまじって、不思議な感覚でした。
実は、休職させていただいたおかげで、身体的な状態は良くなっていました。
やっぱり、思い切って休むって大事なことだと身をもって知りました。
反面、精神的には「こんなに休んでいいんだろうか」と不安で不安て仕方がありませんでした。
実家暮らしなので、本当に「ただ休める」ってことは本当に感謝なのですが。
人と会うことへの恐怖心が大きく、どちらかというと人の輪の中にいる方が好きなタイプだったので、この状態が不思議でたまらないです。
人と会うと、信頼している人であっても動悸や冷や汗、頭痛、肩こりなどが起こって、1時間も話した後は、ぱたりと眠ってしまうほど疲れてしまうのです。
自分じゃないみたいで恐ろしいです。
心療内科へは、母が一緒に行ってくれました。
運転はできなかったので、母にしてもらいました。
気を遣って、いろいろな話をしてくれるのが、
申し訳ないですが「うるさく」感じてしまいました。
ともかく「静かなこと」が結構良かったりします。
途中で八百屋によって、みかんを買ったりして、
そこのおばちゃんは絶対、買った後、2つか3つみかんをおまけしてくれる。
そんな田舎ならではの優しさが心を和ませてくれたりしました。
心療内科に入った時、受付の方が優しい感じで良かった。
自動ドアが開くと、中には2〜3人の方がいて、すごく辛そうな方もいれば、慣れてる〜って人もいました。
私はちょっと早く来すぎたみたいで、40分ほど待ちました。
その間に、問診票を書きました。
わたしは、この場でドギマギしたくなかったので、
先に自分の状態を携帯のメモに入れておき、それをうつしました。
先生が、待合室まで来て「◯◯さん」と呼んでくださったことは好印象でした。
とても柔らかい感じの先生で、こちらの状態を親身に聞いてくれて、
言葉にできないことを上手く聞き出して言語化してくれる先生でした。
そして、診断テストみたいなのをうけました。
それも「答えられるところだけで良いですよ。無理しないでくださいね。」といってくださり、案の定、途中でよく分からない質問も出てきて、そういう時に安心してスルーできました。
「うつ病ですね」と言われてしまいました。
やはり、うつ病といわれると・・・ショックなんですね。。。
上司に「うつ病だと思うよ」と言われる時に感じたショックとは別物でした。
そして、診断書を2100円で書いてくれました。
「先生、わたし、食欲もあるし、過眠なほど寝てるんですが…。それでも、あの、、、うつなんですか?」と、まだ自分を「うつ」と認めたくない空気感を出しつつ言うと、
「そうですね。全部が全部当てはまるってわけじゃありません。◯◯さんは典型的なうつ病ですよ。」と言われました。
肩を落とすとは、こういう時に使う言葉だと思いました。
その後、母が診察室に呼ばれ、よく聞く「誰でもなる病気ですからね〜。」という説明。
わたしにオススメの資料を少し渡してくれました。「読める時に、ぜひ読んでみてくださいね。」といって。
これはしばらく読めませんでした。
最後に、母が「何か、生活で心がけることってありますか?」と聞くと、
「そうですね。まずは焦らないこと。」
「あとは、生活リズムを作ること。なるべく午前中に起きましょう。」
「それだけでいいですよ。あと、あなたは、よくばりすぎないことですね。」
と言われ、ぐさっと心に突き刺さりました。
よくばらないこと。
これ、一番の収穫でした。
正真正銘、うつ病になってしまった私。
恐れていた薬物療法がはじまりました。
11月8日 金曜日
上司の計らいで休職をし始めて2週間後。
はじめて、心療内科の門をくぐりました。
「あんな所、行きたくない」という思いと、
「早く正しく診断してほしい」という思いが入りまじって、不思議な感覚でした。
実は、休職させていただいたおかげで、身体的な状態は良くなっていました。
やっぱり、思い切って休むって大事なことだと身をもって知りました。
反面、精神的には「こんなに休んでいいんだろうか」と不安で不安て仕方がありませんでした。
実家暮らしなので、本当に「ただ休める」ってことは本当に感謝なのですが。
人と会うことへの恐怖心が大きく、どちらかというと人の輪の中にいる方が好きなタイプだったので、この状態が不思議でたまらないです。
人と会うと、信頼している人であっても動悸や冷や汗、頭痛、肩こりなどが起こって、1時間も話した後は、ぱたりと眠ってしまうほど疲れてしまうのです。
自分じゃないみたいで恐ろしいです。
心療内科へは、母が一緒に行ってくれました。
運転はできなかったので、母にしてもらいました。
気を遣って、いろいろな話をしてくれるのが、
申し訳ないですが「うるさく」感じてしまいました。
ともかく「静かなこと」が結構良かったりします。
途中で八百屋によって、みかんを買ったりして、
そこのおばちゃんは絶対、買った後、2つか3つみかんをおまけしてくれる。
そんな田舎ならではの優しさが心を和ませてくれたりしました。
心療内科に入った時、受付の方が優しい感じで良かった。
自動ドアが開くと、中には2〜3人の方がいて、すごく辛そうな方もいれば、慣れてる〜って人もいました。
私はちょっと早く来すぎたみたいで、40分ほど待ちました。
その間に、問診票を書きました。
わたしは、この場でドギマギしたくなかったので、
先に自分の状態を携帯のメモに入れておき、それをうつしました。
先生が、待合室まで来て「◯◯さん」と呼んでくださったことは好印象でした。
とても柔らかい感じの先生で、こちらの状態を親身に聞いてくれて、
言葉にできないことを上手く聞き出して言語化してくれる先生でした。
そして、診断テストみたいなのをうけました。
それも「答えられるところだけで良いですよ。無理しないでくださいね。」といってくださり、案の定、途中でよく分からない質問も出てきて、そういう時に安心してスルーできました。
「うつ病ですね」と言われてしまいました。
やはり、うつ病といわれると・・・ショックなんですね。。。
上司に「うつ病だと思うよ」と言われる時に感じたショックとは別物でした。
そして、診断書を2100円で書いてくれました。
「先生、わたし、食欲もあるし、過眠なほど寝てるんですが…。それでも、あの、、、うつなんですか?」と、まだ自分を「うつ」と認めたくない空気感を出しつつ言うと、
「そうですね。全部が全部当てはまるってわけじゃありません。◯◯さんは典型的なうつ病ですよ。」と言われました。
肩を落とすとは、こういう時に使う言葉だと思いました。
その後、母が診察室に呼ばれ、よく聞く「誰でもなる病気ですからね〜。」という説明。
わたしにオススメの資料を少し渡してくれました。「読める時に、ぜひ読んでみてくださいね。」といって。
これはしばらく読めませんでした。
最後に、母が「何か、生活で心がけることってありますか?」と聞くと、
「そうですね。まずは焦らないこと。」
「あとは、生活リズムを作ること。なるべく午前中に起きましょう。」
「それだけでいいですよ。あと、あなたは、よくばりすぎないことですね。」
と言われ、ぐさっと心に突き刺さりました。
よくばらないこと。
これ、一番の収穫でした。
正真正銘、うつ病になってしまった私。
恐れていた薬物療法がはじまりました。
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