過剰適応がわたしをうつ病にした。〜3回目のカウンセリング〜

1、心療内科の中

2週間ごとに行くことになった金曜日16時からの心療内科。
家からは車で10分もかからないところで、ビルの3階にある。
ドアを開くと、病院らしくないソファと椅子がいろんな場所にあって、上手く本棚や壁が目隠しとなって、どこに座っても人の目が気にならないように配慮されている。
私は3回ともいろんな椅子に座ってみたりしている。

2、3回目のカウンセリング

カウンセリングをしている人は少ないのか、
5分前に到着すると、すぐにカウンセリングルームに入れてもらえる。

「こんにちは」

先週は先生が風邪をこじらせて喉を痛めていたことを、この2週間の間、なぜか三四回思い出していた。
そして、その瞬間も思い出したので「声よくなりましたね。」と声をかけた。

そう声をかけている自分を見ても、他人に気を遣えるようになってきたと実感するし、
この2週間のことを振り返っても、私は明らかによくなっていると思って、

「最近どうですか」と聞かれて、
すぐに「最近調子よいと思うんです」と答えた。

前回のカウンセリングは、沈黙が多く、自分のうつの状態も悪かったのか、先生に対して不信感を抱いてしまった。
URL * 2013-11-29 医者も臨床心理士も利用したれ。〜2回目のカウンセリング〜

でも、この2週間考えまくって、結局「行こう」って決めた。
なるべく前向きな気持ちで。


3、ちょっと積極的になってみた 

今回は「この先生のタイプからすると、自分からいろいろ話した方がいいかもしれない!」
と思って、いろいろ話したり、質問も積極的にしてみた。

前は“完全受け身”でいってみたから、不完全燃焼になっちゃったんだと思う。
だから、新しいやり方でやってみたわけだ。

これが、案外良かった。

カウンセラーにもたれかかりすぎず、自分をちゃんと持ってやってみよう。


4、カウンセリングで気付かされたこと

先生に話を聞いてもらっているうちに、
なぜ自分がうつ病になってしまったのか?という話をすることになった。

うつ病っていうのは、大きな喪失を経験した時になることが多いと色んな本に書かれている。
でも、私の場合、そういうことが思い当たらない。
所謂うつ病になりそうな家庭で育っていないし、そういう喪失もしていない。

じゃぁ、なんでうつ病になってしまったのか…???
先生と話をしていく内に分かったことがある。
それは、“過剰適応している人間だった”ということだ。

過剰適応とは「周囲の環境や他人に対して自分の意見や行動を無理に合わせること」

この過剰適応が原因で「うつ病」になったということらしい…。

5、わたしの過剰適応 

たとえば、こんなことがありました。
仕事をしていて、職場にいる人に「お茶いりますか」と聞かれたら
いらなくても「いります」と言ったこと。

この時、私の心には「別にいらないなー」という思いがあるんです。
だけど「せっかく好意でそうして下さっているのに、そんなふうに思っちゃダメ」と、最初の感情を打ち消してしまいます。

そして、新たな感情を作り出す…
「私はお茶が飲みたいかも…」そう思って「ありがとうございます」と笑顔でもらってしまう。

こんな些細なことだけで過剰適応してますから、
仕事で「良いか」「悪いか」という判断をするときも、よくこれをしてたと思います。


いつも遊びに誘ってくれる友人たちの間でもそうでした。
ハードワークだったので、誘ってくれるのは嬉しいのだけど、実はしんどくて断っていました。
でも、さすがに今回は行かなくてはヤバい…と思い、仕事あがりに遊びにいくことに。
この時、私の心は・・・「あぁ、家で帰って寝てたい。限界だ。」でした。

でも、「せっかく友だちが誘ってくれているのに、そんなふうに思ってはダメだ。」と思い、最初の感情を打ち消し、「その友だちとも遊びたかったし、遊びにいきたかった!」と新たな感情を作り出す。

5、過剰適応者の根っこにあるもの

過剰適応者の根っこにあるものは、 嫌な奴だと思われるのではないか、周囲に受け入れてもらえないか、 という不安です。
相手から見捨てられることへの不安です。
他者から優れた評価を得ようとしています。

参考URL * AKS カウンセリングルーム

こういうエピソードをいくつかカウンセラーに話していく内に、
はじめて「最初の感情を打ち消していること。押し殺していること。」という自分の考え方の癖を知りました。

元々あった感情なんて“なかったこと”にしている。
人から嫌われたくないという「極度の不安」から、無意識に自分を消していたそうです。


医師には、こうズバっと言われました。「そんなに合わせても現実はさほど変わらないよ」
たしかに、そうだと思った。

過剰適応していることに気付かなかった私ですが、過剰適応している人のことはなんとなく分かる。
他人の目のチリには気付けるんですねー、にくいや。

その人のことを思い浮かべると、
「そこまでしなくてもいいのになぁー」
「もっと自分出してもいいのになぁー」って思う。

ってこれ、・・・・わたしかよ!!!! って思いました(笑


そんな発見があった今日でした・・・。



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後日日記(2015.7.20)
約1年半前の話ですが、この時の衝撃はよく覚えています。

ずっと「なんで、わたしがうつ病に!?」と思っていたその原因がわかった瞬間でした。

もちろん、うつ病を引き起こす要因というのは「たったひとつ」ではありません。
両親から受けた影響や上司へのストレスなど、今は気づいているけれど、この時は一切気づいていなかったこともあります。

ですが、まったく聞こえてこなかった自分の心の声がすこし聞こえてきたような、自分で「あ、こんなにわたしカウンセラーに喋るんだ」という驚きも感じた時でした。

この時は、まだまだ真っ暗闇、どん底の底でしたが、今思うとここから「すこしずつ、すこしずつ」の歩みが始まっていたんだなと思います。



今日もすこしずつ。


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