【手嶌葵さん】うつ病の時、心癒されるだけじゃないオススメ音楽
うつ病がつらい時
みなさんは音楽を聴くことができるでしょうか?わたしは正直、聞けなくなった音楽がたくさん出てきました。
元気な曲、色恋を歌う曲、がんばろうみたいな前向きな曲はもちろんのこと、
直接的に悩みや悲しみを歌った歌詞やマイナーな旋律を聴くと、そこにずるずるとひきづられてしまうことも多いです。
テレビや新聞、雑誌、本を読めなくなる人がいるように、
音楽を聴くのがむずかしくなることも多いのではと思いました。
そこで、わたしはうつ病がつらかった時、
それでも少し聴くことができた音楽をご紹介させてください。
手嶌葵(てしまあおい) ー月9主題歌ー
みなさまご存知でしょうか?鮮烈なデビューを飾った『ゲド戦記』の“テルーの唄”や、『コクリコ坂から』の“さよならの夏”などのジブリ映画を筆頭に、シンガーとして数々の映画音楽を歌ってきた手嶌葵。
参考URL:http://www.cinra.net/interview/201407-teshimaaoi
わたしの中ではかなり有名な方なのですが、
最近Neverまとめでアップされているのを見ました。
まとめ:聴いてほしい...手嶌葵が歌う月9主題歌『明日への手紙』が心に染みる!
今期の月9 有村架純、高良健吾さん主演のドラマで主題歌となるそうです。
透き通る声に安心してこころを傾けられる
「透明な声」とはまさにこういうことだろうな。と聞いた時に思いました。不思議とがんじがらめになって縛られた心が、するするとほどかれて、ほっと楽な気持ちになることがありました。
睡眠障害があった時、
「眠れない時は眠ろうと頑張らないほうがいい」と言われていました。
ですが、何もしていないとどうしても「眠ろう眠ろう」と意識を集中させて疲れ切ってしまって、余計に疲れることがありました。
そんな時、ジブリの主題歌をされていた手嶌葵さんを思い出しました。
静まり返った夜、CDを流してみると、部屋の中に透き通るやさしい声に合わせたそのやさしい旋律がすーっと広がっていきました。
誰もわかってくれない日々の中で、「大丈夫です。」と耳元でそっと語りかけてくれるような気がしました。
「あぁ、この音になら集中できる、やっと心を傾けられるものが出てきた」と思えたのです。
うつ病がつらいとき、悲しみや憎しみを通り越して無気力になってしまうことがあります。
そんな疲弊した心に寄り添ってくれたのが手嶌葵さんだったなと振り返って思います。
手嶌葵
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息がもれる歌い方に励まされる
こういう歌い方には賛否両論あるのかもしれませんが、わたしは「息がもれる歌い方」に「生きる力」をもらっています。
手嶌葵さんの魅力は「こころが洗われて、癒されること」
それに加えて「生きる勇気をもらえること」だと思っています。
手嶌葵さんの歌い方は、その歌詞がそのまま心にすとんと落ちてきます。
夜明けの来ない夜は無いさ
あなたがポツリ言う
燈台の立つ岬で
暗い海を見ていた
悩んだ日もある 哀しみに
くじけそうな時も
あなたがそこにいたから
生きて来られた
朝陽が水平線から
光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球
「瑠璃色の地球」 作詞:松本隆、作曲:平井 夏美
手嶌 葵
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これを聞いた後、とても辛くて悲しかったけど、
次の日、車をひさしぶりに走らせて海を見に行ったことを覚えています。
何もできない、やりたくない、やりたいと思えないわたしに、「車に乗る」「海を見る」たったそれだけかもしれませんが、アクションを起こさせてくれた曲でした。
こちらの曲は松田聖子さんのカバーなのですが、
うつ病が辛い時は松田聖子さんだと強すぎるんですよね。笑
おわりに
うつ病になる前から聞いていたアーティストうつ病になってから余計にお世話になりました。
本当にこころをこめて感謝いたします。
そして、辛い思いをされている方が、すこしでも心が楽になりますように。
おこがましいかもしれませんが、そんな願いをこめて今日はブログを書きました。
手嶌葵さんの活躍もこれからも期待しています。
前ブログのメッセージへのお返事は、また時間をかけてさせてください。
いつもありがとうございます。
今日もすこしずつ。
お読みくださりありがとうございます。
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はじめてお伺いしました。imaikuさんの記事、読ませて頂きました。私も手嶌葵の唄声にすっかり魅了されてしまっているひとりです。私も心が折れやすいタチで、辛い時は聴覚過敏になったり、数を数えられなくなったり(内緒ですけど)。それでも支えるべき家族があって、仕事があって、日々心をすり減らしながら生きてます。そんな時、手嶌葵の唄声は、本当に心に染みます。
返信削除imaikuさんは手嶌葵の唄声を生で聴いたことがありますか?体から魂だけがステージまで引き寄せられるような、魔法のような唄声です。機会があれば、是非。
…お返事などは不要です。同じように感じている方がいらして、嬉しくてコメントしてしまいました。では失礼致します。