たったひとつの椅子にしがみついてませんか?ー24回目の心療内科ー
大きな台風も過ぎ去って、
ジメジメと暑い日々が続きそうですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
薬物療法をしていなかったわたしなので一概には言えませんが、
カウンセリングが主な治療方法だったので、少なからず「不安」がありました。
"薬断ち"をされる方の多くは、何かしら影響を受けてしまうもの。
"カウンセリング断ち"をするにあたって、どんな影響があるのだろうか・・・
医師との診察の中では、
事細かに様子を聞いていただきましたが、
・睡眠、食事の面は◎
・精神面は◯時々△(ホルモンバランスの乱れによって)
・仕事の面は◯
・家族の面は◯
・前の仕事関係は相変わらず×
うつ病がひどかった時期は(2013年末〜2014年夏前頃の約半年)
「前の仕事に戻れなければ人生終わり」と思っていたので、
ここが一向に改善されていかない現実に疲弊していました。
去年の夏頃から、前の仕事にしかスポットを当てられなかった小さな視野が、次第に他の方へ向けられていきました。
土地を離れたり、本の世界へ飛び込んだり、運動をしたり、前の仕事についてあえて考えないように取り組んでいくうちに、すこしずつ病気が改善されていきました。
いまは、新しい仕事(アルバイト)も与えられていて、すこしずつ自信がつき、前の仕事関係に関われない自分を「それでも良し」と思えるよう変えられてきました。
もちろん、100%すっきり〜とはいきませんよね。
夜中にふと思い出して泣けてくることもあります。
前の仕事関係の友人のちょっとした一言に傷ついてしまうこともあります。
今まで自分の心の王座にどっしりと座っていた前の職場が、
重い重い腰をあげてくれたというイメージでしょうか。
わたしにとって、小さな時から思い描いていた「夢」でした。
何年も何年も積み重ねたその気持ちをはがすのはとても難しいもの。
過去と向き合って、その気持ちをベリベリとはがす作業はわたしには簡単にできませんでした。
まず、わたしがカウンセラーとしたことは、椅子を増やすということでした。
自分の心には、椅子がたったひとつしかなかったけれど、
約1年半をかけてひとつずつ椅子を増やしていきました。
たったひとつしか椅子がなかった時は、それが壊されたり、汚されたり、失ってしまうことが「恐怖」でしかありませんでした。
でも、他にも椅子があるとわかると、「恐怖」が和らぐのです。
いま、座れないだけ。
いつかまた座れる時はやってくるから、
それまでは違う椅子に座る人生もまた良い。
そんなふうに心の中に「ゆとり」のようなものが生まれてきたことで、
・前の仕事関係は相変わらず× という現実が目の前にあっても、
それに絶望しすぎることはなくなりました。
そして、とても驚いていることは、
「別に座れない人生でもしあわせなのだ」と思えていることです。
(決して無理して思っているわけじゃなありません←ここ重要)
あぁ、ここまでほんとうに長かった!!辛かったー・・・!
うつ病だっていつか「さよなら」できる日はやってくる。
いまは そうでない"だけ"
爽やかな青空に向かって、大きく息を吸い込んで、
たくさんのねっとりした感情を思いっきり吐き出そう。
こころに大きな風を吹き込んであげよう。
大丈夫、いまは夜なだけなんだ
大丈夫、いつか朝はやってくる
きょうは何もできなくなったってどうってことない
あしたは空を見上げて「気持ちい」と感じられるかもしれない
それはとても大きなこと
今日もすこしずつ、すこしずつ。
お読みくださりありがとうございます。
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ジメジメと暑い日々が続きそうですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、心療内科へ行ってまいりました
初のカウンセリングなしの心療内科でした。薬物療法をしていなかったわたしなので一概には言えませんが、
カウンセリングが主な治療方法だったので、少なからず「不安」がありました。
"薬断ち"をされる方の多くは、何かしら影響を受けてしまうもの。
"カウンセリング断ち"をするにあたって、どんな影響があるのだろうか・・・
"カウンセリング断ち"をした1ヶ月
結論から言いますと「安定」でした。
医師との診察の中では、
事細かに様子を聞いていただきましたが、
・睡眠、食事の面は◎
・精神面は◯時々△(ホルモンバランスの乱れによって)
・仕事の面は◯
・家族の面は◯
・前の仕事関係は相変わらず×
ネックは前の仕事関係
具体的には、前の仕事関係の建物や人、イベント、話題などに近づくと調子が悪くなってしまいます。(それなら離れればいいじゃんと思うかもしれませんが、わたしにとって本当に大切なものなのでこれからも大切にしたいと思うのです)うつ病がひどかった時期は(2013年末〜2014年夏前頃の約半年)
「前の仕事に戻れなければ人生終わり」と思っていたので、
ここが一向に改善されていかない現実に疲弊していました。
去年の夏頃から、前の仕事にしかスポットを当てられなかった小さな視野が、次第に他の方へ向けられていきました。
土地を離れたり、本の世界へ飛び込んだり、運動をしたり、前の仕事についてあえて考えないように取り組んでいくうちに、すこしずつ病気が改善されていきました。
いまは、新しい仕事(アルバイト)も与えられていて、すこしずつ自信がつき、前の仕事関係に関われない自分を「それでも良し」と思えるよう変えられてきました。
もちろん、100%すっきり〜とはいきませんよね。
夜中にふと思い出して泣けてくることもあります。
前の仕事関係の友人のちょっとした一言に傷ついてしまうこともあります。
椅子をすこしずつ増やしていく
最近は、前の職場にあまり支配されなくなったように思います。今まで自分の心の王座にどっしりと座っていた前の職場が、
重い重い腰をあげてくれたというイメージでしょうか。
何年も何年も積み重ねたその気持ちをはがすのはとても難しいもの。
過去と向き合って、その気持ちをベリベリとはがす作業はわたしには簡単にできませんでした。
まず、わたしがカウンセラーとしたことは、椅子を増やすということでした。
自分の心には、椅子がたったひとつしかなかったけれど、
約1年半をかけてひとつずつ椅子を増やしていきました。
たったひとつしか椅子がなかった時は、それが壊されたり、汚されたり、失ってしまうことが「恐怖」でしかありませんでした。
でも、他にも椅子があるとわかると、「恐怖」が和らぐのです。
いつかまた座れる時がやってくる
いまのわたしはこう思っています。いま、座れないだけ。
いつかまた座れる時はやってくるから、
それまでは違う椅子に座る人生もまた良い。
そんなふうに心の中に「ゆとり」のようなものが生まれてきたことで、
・前の仕事関係は相変わらず× という現実が目の前にあっても、
それに絶望しすぎることはなくなりました。
そして、とても驚いていることは、
「別に座れない人生でもしあわせなのだ」と思えていることです。
(決して無理して思っているわけじゃなありません←ここ重要)
あぁ、ここまでほんとうに長かった!!辛かったー・・・!
おわりに
こんなふうに思える日がやってくるとは想像もできませんでした。うつ病だっていつか「さよなら」できる日はやってくる。
いまは そうでない"だけ"
爽やかな青空に向かって、大きく息を吸い込んで、
たくさんのねっとりした感情を思いっきり吐き出そう。
こころに大きな風を吹き込んであげよう。
大丈夫、いまは夜なだけなんだ
大丈夫、いつか朝はやってくる
きょうは何もできなくなったってどうってことない
あしたは空を見上げて「気持ちい」と感じられるかもしれない
それはとても大きなこと
今日もすこしずつ、すこしずつ。
お読みくださりありがとうございます。
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imaikuさん、今回も素敵な記事をありがとうございます。
返信削除今日は久しぶりに落ち込みがいつもより強かったので、「違う椅子でも幸せな人生」というのを読んで気持ちが楽になりました。
いつまでも前職をやめたことを後悔して、戻れないのに前職でもし続けてたらの想像をして凹んで..という自虐なことをしていたので。汗
違うお仕事探して、もし縁があって雇ってもらえたらそこで精一杯頑張れればと思います。
勝手ながらいつも励まされてます。
いまいくさんもお身体お大事になさってください、これからも記事楽しみにしておりますm(_ _)m
あおさん
返信削除こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
今日は、とても苦しい状態だったのですね・・・。
落ち込みが強い日って、体にも影響がありませんか?
どうぞ、そういう時は、大きく息をすって、息を思いっきり吐ききってみてくださいね。
わたしが辛かった時、ブログに訪問してくださった方が「辛い時は呼吸が浅くなってることがあるから、ゆっくり呼吸してくださいね」と言ってくださって、ほんの小さなことでも心を楽にしてくれるんだなと実感しました。
あおさんの今日の眠り、そして明日の1日も守られますように。
いつもありがとうございます。
とても励みになります◎