どうしてもこの部分だけが前に進まない
みなさま、大変ご無沙汰しております。
こんなにも更新できなかったのは、
ブログを書き出して以来、はじめてだと思います。
ここ最近、いろいろありました。
ブログを読んでくださったいる皆様には、ぜひ、ご報告させてください。
その場所は、多くの人たちが集まる場所で、
病気になってからはそこに行くと病気の症状がひどく出てしまう。
だから、自然とそこでの人間関係も希薄なり、病気もひどい状況が続きました。
医師からのアドバイスで、一旦、前の職場から離れ、別の環境で人間関係を育んだり、ひとりで過ごしたりする中で、すこしずつ元気になりました。
新しい職場も与えられ、良い意味で距離感ができた頃、
もう一度、その前職場の人間関係を再構築していくことにチャレンジしました。
何度も何度も失敗を重ねながら、
ここ最近、やっと、この部分が前に進んでいる感覚があります。
みなさんはいかがでしょうか?
うつ病になって、どうしても「この部分」だけ前に進まない・・・。
治療に励んでいるのに、
どうしてもこの人だけはダメだ。
どうしてもこの場所はダメだ。
どうしてもこの分野はダメだ。
人それぞれ、きっと回復が順調に進む部分と、そうでない部分があると思います。
わたしの場合、「食」なんかはスルっと回復しました。
味がしなかったご飯が美味しく感じられるようになる。
すこしずつ、すこしずつです
太陽の光も怖かった。
家族の声も聞こえるのが辛かった。
部屋のドアをあけて、外に出ること、誰かの視線を浴びること、人と会うのがともかく難しかった。
いつまでたっても生きることに積極的になれなくて、そんな自分が情けなかった。
活動量もすくないから、うまく睡眠が取れなかった。
そんな状態から、治療と休息に専念することで、すこしずつ前に進んだ。
太陽の光が気持ちよく感じられる日が増えた。
家族となら、テレビを見て笑って話せるようになった。
知っている人には会えなかったけど、自分のことを誰も知らない場所には出て行くことができるようになった。
明日もきっと空が青いなら、明日だけでも生きてみようと思えた。
だけど、「前の職場」のことがきっかけであっという間にスタートラインに戻ることはよくあった。
「元気になってきたかも」と思って、前の職場関係の人に会ったりすると、すぐに次の日全身が痛くなって眠れなくなったりした。
” 頑張りたいのに、頑張れない ”
それが、うつ病患者にとって一番辛いことなのかもしれないなと振り返って思うのです。
前職場の関係でです。
久しぶりにオンオンと泣きました。
ですが、オンオンと泣く自分の声を聞いてくれる仲間もできました。
病気になって約2年になりましたが、一番教えられていることは「人はひとりでは生きてゆけない」という、当たり前とされていることです。
誰にも頼ることができなかったわたしが、今では「助けて」とすこしずつ言えるようになってきました。
10月には、前職場関係の方の結婚式がありました。
大切な仲間でした。
うつ病になってすぐにも、大切な仲間が2人結婚しました。1人には友人代表のスピーチも頼まれていたのですが、もちろん不参加。
今回、また大切な仲間が結婚をすると知ったのは春。
前の職場関係の方々たくさん集まるということは、
きっと、自分はその場で立ち尽くすどころか、情緒不安定になって泣き崩れるのではないかと想像しました。
迷惑もかかるし、自分も苦しい
あぁ、絶対に行けない・・・と思って、何度も悔しくて泣きました。
大切な仲間の結婚を、自分はこんなにも祝いたいのに、祝うことができない。
ですが、そのことを、ある仲間に伝えました。
口数の少ないその人は、よく話を聞いた上で、結婚式にも一緒に行くし、ずっと近くにいるから、帰りたくなったら一緒に帰ろうと言ってくれました。
この人がいてくれるなら、わたしは大丈夫かもしれない
そんなふうにすこしずつ思えるようになって、なんと参加してきました。
ある人のアドバイスで「逃げ道を作るように」と言われました。
わたしの逃げ道はその友達と、カメラでした。
・苦しくなったらいつでもその友達と逃げてオッケー
・嫌なことを考えそうになったら趣味のカメラを撮りまくって気を紛らわす
これでも無理な時は無理です。
でも、今回は、わたしの症状もだいぶ軽くなっていたのか、この二つのことでなんとか乗り越えることができました
「このひとつのイベントを、無事にクリアした」
という事実は、わたしにとって、とても大きな自信となりました
病気は明らかに治ってきていて、ほとんど落ち込むことがありません
それは、以前のバリバリと働いていた2年前のわたしとは違います
なんというか、脱皮した感じなんです 軽いんです
できなくたってオッケー
うまくいかなくたってオッケー
今日やれる精一杯を尽くせたら、それでオッケー
それが、ただ空を見上げるってことだけでも
今日もすこしずつ
お読みくださりありがとうございます。
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こんなにも更新できなかったのは、
ブログを書き出して以来、はじめてだと思います。
ここ最近、いろいろありました。
ブログを読んでくださったいる皆様には、ぜひ、ご報告させてください。
わたしにとって一番の難題は、前の職場でした。
前の職場関係の方々とは、どの人間関係よりも親しかったため、切りたくても切れない関係でした。それを切ってしまったら、わたしはわたしでなくなるような、そんな人間関係。その場所は、多くの人たちが集まる場所で、
病気になってからはそこに行くと病気の症状がひどく出てしまう。
だから、自然とそこでの人間関係も希薄なり、病気もひどい状況が続きました。
医師からのアドバイスで、一旦、前の職場から離れ、別の環境で人間関係を育んだり、ひとりで過ごしたりする中で、すこしずつ元気になりました。
新しい職場も与えられ、良い意味で距離感ができた頃、
もう一度、その前職場の人間関係を再構築していくことにチャレンジしました。
何度も何度も失敗を重ねながら、
ここ最近、やっと、この部分が前に進んでいる感覚があります。
この部分だけが前に進まない
http://taka-cambodia.com/lifestyle-first-step/ |
うつ病になって、どうしても「この部分」だけ前に進まない・・・。
治療に励んでいるのに、
どうしてもこの人だけはダメだ。
どうしてもこの場所はダメだ。
どうしてもこの分野はダメだ。
人それぞれ、きっと回復が順調に進む部分と、そうでない部分があると思います。
わたしの場合、「食」なんかはスルっと回復しました。
味がしなかったご飯が美味しく感じられるようになる。
すこしずつ、すこしずつです
太陽の光も怖かった。
家族の声も聞こえるのが辛かった。
部屋のドアをあけて、外に出ること、誰かの視線を浴びること、人と会うのがともかく難しかった。
いつまでたっても生きることに積極的になれなくて、そんな自分が情けなかった。
活動量もすくないから、うまく睡眠が取れなかった。
そんな状態から、治療と休息に専念することで、すこしずつ前に進んだ。
太陽の光が気持ちよく感じられる日が増えた。
家族となら、テレビを見て笑って話せるようになった。
知っている人には会えなかったけど、自分のことを誰も知らない場所には出て行くことができるようになった。
明日もきっと空が青いなら、明日だけでも生きてみようと思えた。
だけど、「前の職場」のことがきっかけであっという間にスタートラインに戻ることはよくあった。
「元気になってきたかも」と思って、前の職場関係の人に会ったりすると、すぐに次の日全身が痛くなって眠れなくなったりした。
” 頑張りたいのに、頑張れない ”
それが、うつ病患者にとって一番辛いことなのかもしれないなと振り返って思うのです。
やっと一歩目という感じ
そんな中、8月もまた一度ずどんと落ち込みました。前職場の関係でです。
久しぶりにオンオンと泣きました。
ですが、オンオンと泣く自分の声を聞いてくれる仲間もできました。
病気になって約2年になりましたが、一番教えられていることは「人はひとりでは生きてゆけない」という、当たり前とされていることです。
誰にも頼ることができなかったわたしが、今では「助けて」とすこしずつ言えるようになってきました。
10月には、前職場関係の方の結婚式がありました。
大切な仲間でした。
うつ病になってすぐにも、大切な仲間が2人結婚しました。1人には友人代表のスピーチも頼まれていたのですが、もちろん不参加。
今回、また大切な仲間が結婚をすると知ったのは春。
前の職場関係の方々たくさん集まるということは、
きっと、自分はその場で立ち尽くすどころか、情緒不安定になって泣き崩れるのではないかと想像しました。
迷惑もかかるし、自分も苦しい
あぁ、絶対に行けない・・・と思って、何度も悔しくて泣きました。
大切な仲間の結婚を、自分はこんなにも祝いたいのに、祝うことができない。
ですが、そのことを、ある仲間に伝えました。
口数の少ないその人は、よく話を聞いた上で、結婚式にも一緒に行くし、ずっと近くにいるから、帰りたくなったら一緒に帰ろうと言ってくれました。
この人がいてくれるなら、わたしは大丈夫かもしれない
そんなふうにすこしずつ思えるようになって、なんと参加してきました。
意外と普通だった
結婚式、当日。苦手な空間、苦手な人たち。でも意外と普通でした。ある人のアドバイスで「逃げ道を作るように」と言われました。
わたしの逃げ道はその友達と、カメラでした。
・苦しくなったらいつでもその友達と逃げてオッケー
・嫌なことを考えそうになったら趣味のカメラを撮りまくって気を紛らわす
これでも無理な時は無理です。
でも、今回は、わたしの症状もだいぶ軽くなっていたのか、この二つのことでなんとか乗り越えることができました
「このひとつのイベントを、無事にクリアした」
という事実は、わたしにとって、とても大きな自信となりました
おわりに
どうしてもこの部分だけが前に進まないことが、進み始めています病気は明らかに治ってきていて、ほとんど落ち込むことがありません
それは、以前のバリバリと働いていた2年前のわたしとは違います
なんというか、脱皮した感じなんです 軽いんです
できなくたってオッケー
うまくいかなくたってオッケー
今日やれる精一杯を尽くせたら、それでオッケー
それが、ただ空を見上げるってことだけでも
今日もすこしずつ
お読みくださりありがとうございます。
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imaikuさん、こんにちは。そらです。
返信削除しばらくブログ更新なかったので、どうしていらしゃるか思っていました。
その間もすこしづつすこしづつ前へ進まれていたようでよかったです。『脱皮した感じ』というのがすごく伝わってきました。imaikuさんはいろんな人に支えられながらも、なにより自分自身をしっかり支えながら進まれているように感じます。
私もその『脱皮』に向けてすこしづつ進んで行きます。
そらさん
削除お返事が大変遅れてしまい申しわけありません、
がんじがらめにされている縄を少しずつほどいていく作業は、果てしないことのように思えますが、いつかからなずゆるまってくると信じて取り組んでいきたいです。
お互い無理せずにやっていけたらいいですね。
imaikuさんこんばんは。お久しぶりです。
返信削除記事が更新されてほっとしました(´◡`๑)
とても大きなチャレンジをされていたのですね。お疲れさまでした。
脱皮した感じとは、病気が治るというか、乗り越えるという感じなのでしょうか。
進まないことってありますね。
私は自分の要求を伝えたり、断ることがなかなか上手く出来ません。まさに今難題に思えています。笑
でも"脱皮"を目標に日々取り組むのみですね。
今日も言葉の力をありがとうございます。
みーちゃんさん
削除お返事遅れてしまい申し訳ありません。
脱皮したという感じは、病気が治るというわけでもないし、乗り越えるという感じともちょっと違うように思います。
この表現が正しいかわかりませんが、「受け入れられた」という感じでしょうか。
病気が治らないことも、前に進まないことも、うまくできない自分のことも、「とりあえず、それでいいんだ」と受け入れていくこと。
できない中にもできたことは必ずあって、それを喜ぶこと。
そんな感じでしょうか。
難しいことのように思えるかもしれませんが、すこしずつすこしずつ取り組んでいけたらいいですね。
イマさん、こんにちは。
返信削除苦手な部分で一歩前進しましたか。スゴイですね。
私は前のパワハラ上司が全くダメです。今でも近くにその人がくるだけで
ものすごいストレスを感じます。それだけにイマさんが進んだ一歩がどれだけ大きくて自信になったかわかりますね。
病気も治ってきている実感があるんですね。
自分でそう思えるって大切です。
いい感じです。
また今度の更新を楽しみにしています。
お互頑張りましょう!
ネモさん
削除お返事遅れてしまい申し訳ありません。
そうですね。ついに、すごいことが起こりました。笑
ダメな人をまずダメと自覚することが難しいですからね。
すこしずつ自分に正直、この世の中で無理なくかしこく生きていきたいなと思います。はい、お互い無理せずやっていきましょう。
私はまだまだ始まったばかりなので、まだそこまで到達できていませんが、でも先を進んでいるImaIkuさんが壁をどんどん乗り越えて脱皮していく姿は本当に励まされます。
返信削除できなくったってオッケー
うまくいかなくったってオッケー
今日やれる精一杯を尽くせたらそれでオッケー
本当にそうですね。
脱皮した自分を楽しみに思えるような記事をありがとうございます。
miffyさん
削除お返事遅れてしまい申し訳ありません。
いまはお加減いかがでしょうか。
どうぞ、ゴールばかりを目指さず、いまを生きてください。
できなくたってオッケーです。
できない自分を突きつけられることは辛いですが、しっかりと休んで、適切な治療を受ければ、すこしずつ上がってくるはずです。
どうぞ、ご無理なさらないでくださいね。