上司の機嫌が悪いときの対処法〜自分をたいせつにする方法〜


こんにちは。お久しぶりです。

先ほど毎週通っているヨガへ行ってきましたが、おっと・・・休みか!と驚き、そういえば世間はお盆だったのかと気付きました。笑

わたくしめは、2週前に長期休みいただきました。

去年の夏休み

去年の今頃を思い出すと、はるか昔のようにも感じられるけれど、昨日のことのように苦しみは思い出されます。

あの頃は、ようやく人と会えるようになって、人の集まりに参加できるようになったり、ウォーキングをはじめて見る見る内に体が健康になっていきました。

あの頃は、毎日がどんよりとした夏休み状態だったと思うと、本当にここまで元気になってこれたのは感謝でしかありません。

今年の夏休み



今年は、大学時代の友人たちに会ってきました。

中でも、出産を控える友人がいまして、出産したら今のようには会うことが難しいので、仲の良かったメンバーで一泊二日旅行もしてきました。

改めて、彼女たちと過ごすなかで、「リッラクスするというのは、こういうことか」と体感させてもらいました。

わたしは自分のストレスに気づくのが下手くそなタイプのようです。

「あぁ、今日も気を使ったな〜」とか思えないタイプ。
基本的に人に対して悪く思うことが苦手なので、ストレスを感じる状況の中でも、無意識にその人のことを好きになろうとか、ポジティブに思う心がけをしてしまっているようです。

ですが、早めの夏休み、彼女たちと心置きなくケラケラと笑って過ごしたとき、「あぁ、気を使わない関係ってこういうことか」と実感し、本当にリッラクスした素晴らしい時間を過ごせました。

帰ってきて初日の仕事

そんなリラックスした夏休みを終えて、職場に戻ると、上司の機嫌が圧倒的に悪い。笑

常にせかせかしてるし、目も合わせてくれないし、ピリピリしていて、失敗した部下を怒鳴り散らす・・・。

こういうことは、以前からも週1ぐらいであったのですが、休み明けだったのもあってダメージが大きかったです。(このダメージが大きかったと自覚することが鍵です)

怒った上司がいるときのわたしの頭の中


以前のわたしの性格
ですと、このような状況のとき、こんなふうに考えます。
「わたしも上司の機嫌をそこねてしまうことをしてしまったのではないか?」
「怒られている人をフォローするにはどうしたら良いか?」
「上司のことを悪く思いたくないから、上司の良いところを探そう」
「こういう環境の中でも、自分だけでも笑顔で前向きに仕事をしよう」

以前のわたしのように考える癖は、完全に消えないので、今でも残っています。

強烈な「平和主義」。争いが苦手。
そんなわたしは、目先の平和のために、必死で今の自分を押し殺すわけです。

これでどんどんストレスを溜めてしまうわけです。(ストレスを溜めているという自覚もなく)

自分の心の声を素直に聞く

でも、うつ病を経験し「自分をたいせつにする」 ことを訓練しているいまのわたしはこういうふうに考えることができました。

「だけど、わたしはいま、とてもストレスを感じてる」

「上司がピリピリしていたり、上司の怒鳴り声を聞くだけで嫌な気分になる」
「この空間にわざわざいる必要もないのだから、トイレを口実に少し場所を離れよう」


トイレの中では、
「なんであんな言い方しかできないの?ほんと腹立たしい!」
自分の内に湧いてくる素直な声を、まず自分が聞いてあげます。

そして、すこし落ち着いて、「大丈夫、わたしの問題ではない。わたしはわたしの仕事をすればいい」上司や怒れれた人の問題を自分の問題ではないと割り切れるよう言い聞かせてみます。

完璧ではないけれど

こうして、休み明けの1日は乗り切りました。が、完璧ではありません。
モヤっとした感情は残ってしまいます。

もともとスパッと割り切れないタイプなので、こういうモヤっとした感情を付き合う練習も必要だなと最近感じています。

ストレスが溜まったなと感じた日は、徹底的に無理をしません。

簡単な料理で夜ご飯をすませるし、
デスクワークなどはせず、その日はゆっくりと部屋で過ごします。

「何かをしなくては」という考えは、その日は脇において良い日。
なぜなら、わたしはストレスをいっぱい浴びてしまったのだから!とわたしがわたしを許してあげます。

今日はもうすでに頑張ったのだから、ゆっくり休んで良いのです。
明日、また頑張ればいいだけなのです。

そんなふうに言い聞かせて、ダラダラと過ごすのを許してあげるのです。

おわりに

なかなか、この「自分をゆるす」というのが難しいです。

ですが、自分をゆるしてあげられた時、心の緊張や不安がほぐれていくのを感じる時、あぁ、自分をゆるすことは、ダメなことではないのだと気付きます。


さて、今日のまとめです。

上司の機嫌が悪かったり、嫌なことがあったとき。

① 自分のストレス、心の違和感(モヤっとするとか)に気付いてあげる

② 自分の心に湧いてくる正直な声に、わたしが耳を傾けてあげる

③ 「大丈夫、よく頑張ったね、ゆっくり休んでいいんだよ」と自分に声をかけてあげる





できないこともたくさんあります。
不器用なこともあります。
失敗だってあります。

それをしないように、成功するように生きるのではなく、
そうなってしまった自分を受け入れていく、たいせつにしていく生き方をこれからも続けていきたいと思います。



今日もすこしずつ。






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コメント

  1. イマさん、おはようございます。

    今回の記事、共感することがとても多かったです。
    私も強烈な平和主義者です。でした?
    怒っている人がいると、ほぼイマさんと同じような思考で凄く気を使ってしまいます。

    でも、最近は怒っている人を見ると、
    「雰囲気を壊していやだなぁ。」とか「あんな言い方しなくてもいいのに」と
    自分の気持ちを感じることができているように思います。

    他人は他人。他人の問題まで抱え込まないように気をつけないといけませんね。
    なんかまた気づくことができてよかったです。
    ありがとうございます。

    返信削除
    返信
    1. ネモさん
      こんばんは。コメントありがとうございます。

      ネモさんはとても人のことを大切にされるやさしい方ですよね。
      画面越しのお付き合いですが、ネモさんの言葉でどれだけ励まされたことか・・・。改めまして、ありがとうございます。

      「怒り」という感情との付き合い方はとても難しいですよね。
      いま、ちょっとしたテーマです。

      はい、嫌われる勇気からも学びましたが、他人の問題を自分の問題することは「優しさ」でも「平和」でもないということを肝に銘じたいですね。

      削除
  2. イマさん
    こんばんわ。
    イマさんのブログが更新されてるとなぜだか安心する今日この頃です(笑)
    日本の会社組織ってややこしいですね。。
    私の場合は営業職なのですが
    『上司は第二の客と思え』という訓練を長年受けてきたんですけどね
    本当にそれが真理とは今では思ってません(笑)
    現にこの言葉が通じる今どきの二十代の部下なんていないですよw。

    イマさんの世代ではイメージすることが難しいかもしれませんが
    25年ほど前の人不足だった時代では
    社長や上司が新人社員も含め若い部下や大勢の社員に対して
    とてもとても気を使ってたのが日本の会社組織だったんですよ(笑)
    それはもうね、ちょっと社員が「会社辞めます」なんて言いだすと
    上司が直ぐにお茶に連れだって
    「給料上げるし、不満なことがあればなんでも言ってよ~」みたいな感じでしたよ。

    これは私の予測ですが、
    あと15年もしないうちに日本では再びそーいう時代が来ますよ。
    もしくはそーいう時代にならない場合は「仕事勤め」という枠が無くなってて
    余計な人間関係なんて気にしないでも大半の人々が生きていける
    社会システムが出現するような気がしますね。
    気休めで言うわけではありませんが、
    多かれ少なかれイマさんと同じように苦悩する若い方々が多勢と思われ、
    その傾向は臨界点を超えてきてると思いますよ。

    『その予測のエビデンスはなんですか?』と聞かれると困るのですが(笑)
    まぁ・・私も会社勤めが嫌いなんですよ笑。
    すみません長々としたコメでっ。

    返信削除
    返信
    1. 果実さん
      こんばんは。いつもコメントありがとうございます。

      これからの日本、いったいどうなっていくのでしょうか。

      全然考えてなかったです 笑

      日本の社会で働いてこられている果実さんならではの視点、とても勉強になります。

      安心だなんて、嬉しいです!

      また、ぜひ遊びに来てくださいね!

      削除

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