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12月, 2015の投稿を表示しています

うつ病の暮らし ー色のない世界ー

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今年はどんなことがありましたか?

今年はどんな気持ちになることが多かったでしょうか?

生きていくのが辛くなることがありましたか?



何をするにも やる気がでなくなって

何を見ても 心が元気になることはなくって

だから 何もしたくなくなって 何も見たくなくなって

「ただ ここにいること」

たったそれだけなのに それがとても難しかった


まわりを見渡せば みんな前を向いて急ぎ足で歩いているから

下を向いて立ち止まってしまっている自分からは

到底 手を差し伸べることなんてできなくて

もちろん 声をかける勇気なんて出るはずもなくて

本当は頑張りたかったし 本当はみんなと足並みをそろえたかった

本当は元気になりたかったし 本当は誰かのために生きたかった


自分自身に心を向けたならば 自分の現実に絶望して

大切な誰かに心を向けたならば 何もできない自分に憎しみが湧いた





そんな時もあるのだ




一生懸命生きていたら そういう時がやってくる



頑張っても頑張っても どうにもならない現実がここにあって

あの手この手を使っても 何の変化も起こらないどころか

いまよりもずっと悪くなってしまう時がある



真っ暗とかじゃなくて 真っ白とかでもなくて

ここは たぶん 色がないんだと思う

色のない世界に来てしまって 

もうここから抜け出せないかのように思えるんだ


はじめてたどり着いてしまった世界だから

やっぱりびっくりしてしまって 最初は立ち尽くしてしまうのだけれど

「こういう世界もあるのだ」と思ってしまえたら少し楽になったりする


色のない世界も 生きていたら たどり着くこともあって

色のない世界だからこそ 知ってしまった感覚があって

そう ここに来てはじめて出会ったものがたくさんあるんだ


色があることが普通で 色がないことは普通ではないかもしれないけれど

普通がいちばん 素晴らしいってわけじゃなくて

普通じゃない世界は 普通よりもずっと広くて深くてやさしかった

涙が出るほど つめたくて あたたかかった


すこしずつ すこしずつ

その冷たさとか暖かさをを感じて 知って 味わって

そのたびに 上がったり下がったりしながら

その世界には 本当は色がついていたんだ ってことに気づいたり

自分の心の温度だとか角度によって 色合いが変わることを知ったりするんだ


いつの間にか 色が見えなくなってしまうことがある

2年と1ヶ月の通院生活が終わりました(その2)ー26、27回目の心療内科ー

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はじめに みなさま、こんにちは。
ご無沙汰しておりました。
今日は「くぎり」となるご報告ができそうです。

こちらは その2 の投稿となります。
2年と1ヶ月の通院生活が終わりました(その1)ー26、27回目の心療内科ー

その1をまだご覧になっていない方は、ぜひこちらから。

心療内科コンプレックスがなくなってから 最初に言っておきますが「かんぺき」はこの世にありません。
このコンプレックスもゼロではなく、ゼロに近く薄くなってきたという感じです。

さて、心療内科へ行っていることやカウンセリングを受けていることを”恥ずかしいもの”とあまり思わなくなってから、

「こんな日がやってくるだなんて思ってもみなかった・・・。」

 から

「いつか心療内科へ通わなくていい日がやってくるだろう・・・。」

 と思うように変わりました。

これは決して焦っているわけではなく、
別に心療内科に通っていることは嫌でもなんでもなく、
なんでしょう・・・、
インフルエンザで休んでいて毎日苦しいけれど、薬を飲んでたくさん寝ていたのを、すこしずつよくなっていく中で「あ、そろそろ薬飲まなくていいかな」って思うような感覚でしょうか。
「あ、明日は学校行けそうだな」みたいな、身体の変化をごく普通に感じているような。

快気祝い!おめでとう!とかそういうことじゃなくて、
 日が落ちて夜がきて、日が昇って朝がくる
そういった自然な感じでそれはやってきたんです。


27回目の心療内科 (12月) 「あ、今日、病院だ。」

こう思うことも、「あ、今日、ヨガだ。」と思うのと似た雰囲気で思うようになってきました。(もちろん、そう思えない時があって良いと思います。わたしも長らくそうでした。)

今日の診察は、先生がおそらく最初から「終わりにしよう」と思われていたのではないかと思う内容でした。

今年の7月、カウンセリングが終わり、8月、9月、10月、11月と医師による診察のみが続いていましたが、だいたい10分〜15分程でした。

今回は30分程度という長丁場。

(1)まず、指摘されたのが「前職場」のことでした。

 治療をはじめて3ヶ月がたった頃
「前職場のことは考えないようにしなさい」と言ったのは先生でした。

 それは私のうつ病がひどくなる原因がほぼ前職場の影響だったからでした。

” 問題からはまず離れること ”

それでだいぶと身体も…

2年と1ヶ月の通院生活が終わりました(その1)ー26、27回目の心療内科ー

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はじめに  こんな日がやってくるだなんて思ってもみなかった・・・。

入社1年目、ともかく一生懸命働いていたら
身体も心も思うように動かなくなってしまって
なんだかいつもイライラしていて、不満があって
ある日、突然、会社にいくことができなくなって
促されて病院に行ったら、わけの分からない病気と診断された。

「 どうして わたしが・・・ 」
 そう思いつつも、根が真面目なようで言われたことに必死に取り組んだし、取り組まなくていいと言われていることにも手を出して調子を悪くしたこともありました。

そんな波乱万丈(言い過ぎかもしれないけれど)だった" 2年と1ヶ月" の心療内科への通院が今回終わりを迎えました。

回数で言うとおそらく27回。
電話での診察や、前の病院の回数を加えると30回程度でしょうか。

心療内科へ行くに至った経緯 「たぶん、うつ病だと思うよ。」
そう上司に言われたのは、会社に行くことができなくなって2週間が経った頃でした。

言葉通り大ショックを受けて「はい」とも「いいえ」とも言えないわたしが静かに泣く。

それを聞いているもう一人の上司は、精神科だとか心療内科だとかには全く縁がなさそうで、ひたすら無言を突き通していた。

どちらかというと、その無言だった上司がわたしの教育係だったので、わたしはこの人の目をともかく気にした。
だから「はい」だなんて言って自分を病気と認めたら、この人はわたしを「よく分からない人」と言って突き放すだろうと思うと怖くなった。

そんな張り詰めた緊張感の中、うつを指摘してきた上司の方が身動きが取れなくなったわたしを見て、「○○さん、これは上司命令です。とりあえず1度診察してみましょう。それまでは会社に来なくていいいです。ゆっくり休んでください。」そう優しく言われました。

うつを理解されているように見える上司
うつを理解するどころかともかく距離をとろうとする上司
相反する二人に囲まれた中、わたしは心療内科へ行くことが決まりました。

上司に言われた2つのこと 心療内科へ行く直前、
うながしてきた方の上司と今度は一対一での面談がありました。

そこで上司に言われた二つのこと。

1、医者に言われた通りに服薬すること(回数、量、途中でやめない)

2、医者に終了を告げられるまで通院すること

心療内科・精神科を通うことの ” …